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管理栄養士の健康コラム

vol61

【管理栄養士の健康コラム】Vol.61

あったかメニューで免疫力アップ

冬本番となりました。
この時期は、冷え性にお悩みではないでしょうか。
冷え性は女性だけの悩みではなくなっています。
現在の社会では、男性もストレスや運動不足から冷え性の心配があります。
「冷えは万病のもと」といいますよね。
できるだけ、体を冷やさないように心がけたいものです。
今回は、体を温め免疫力を高める食べ物についてお話させていただきたいと思います。

「冷え」というのは、寒いという外的刺激ではなく、体の内側が冷えている状態を言います。
どれくらいの体温が最適かといいますと、
体の内側(内臓)は38度くらいの状態が体の機能が一番活発になり、免疫力が上がります。
体表ですと、36.5度が理想の体温となります。
個人差はありますが、これより低いと体が冷えているかもしれません。
皆さんの平熱はどれくらいでしょうか?

では「冷えが万病のもと」と言われる所以について説明しますね。
寒さで血流が悪くなることで「冷え」は起こります。
血流が悪くなると、老廃物を体外に押し出すことができません。
血管がつまり、体全体に栄養が行きわたらなくなり、体温が下がります。
そうすると代謝や免疫をつかさどる酵素の働きが鈍くなり、結果として免疫力が下がります。

体温が下がると、がん細胞が元気になるとも言われています。
また代謝が悪くなることで、内臓脂肪の蓄積にもつながり、生活習慣病を引き起こす危険が出てきます。

つまり血流を良くすることが大切というわけですね。
体が温まれば血流が良くなり、免疫力も上がります。

「冷え」対策としては体を動かすことや入浴はもちろんですが、体を温める食べ物をとることも大切ですね。
体を温める食べ物の一例をご紹介させていただきます。

香辛料(生姜、唐辛子、にんにく、わさび など)
冬が旬の野菜(かぶ、ごぼう、れんこん、長芋、小松菜、ほうれんそう など)
牛肉の赤身
魚介類

ホットドリンクやスープにおろし生姜を加えてもよいですし、キムチ鍋などの鍋料理も温まりますね。
夏が旬の野菜は体を冷やしますので、加熱調理するとよいですね。
楽しく食べて、おいしい幸せを感じられるとより免疫力アップにつながりますよ。

今年はインフルエンザの流行が例年より早いようです。
体を温め、腸を元気にして免疫力を高めてくださいね。
腸を元気にする食べ物については、前回のコラム「風邪に負けない食べ物」を参考にしていただければと思います。

参考文献:
 冷えに効く!免疫力アップ!しょうがでカラダ温めレシピ 川嶋朗監修 主婦と生活社


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鶏ひき肉の生姜そぼろ丼
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