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管理栄養士の健康コラム

vol43

【管理栄養士の健康コラム】Vol.43

おいしく減塩!

3月に入りようやく春の兆しが見えてきました。
春から新生活が始まり、生活リズムの変化がある方も多いのではないでしょうか。
一人暮らし、単身赴任、歓送迎会など食生活においても変化があるかもしれませんね。
前回、ミネラルのナトリウムについてお話ししました。
ナトリウムのほとんどが食塩として摂取され、食塩は日本人にとってとりすぎが指摘されているということでしたね。
新生活で外食や中食が増えてしまう方は要注意!
塩分をとりすぎてしまう可能性があります。

食塩を多く含む食品はどのようなものがあるのでしょうか?
みそや醤油などの調味料はもちろん、その他加工食品にも多く含まれます。
例えば、さきイカ(食塩相当量100g中およそ6.9g)や生ハム(食塩相当量100g中およそ5.6g)など、
おつまみになる食材には食塩が多く含まれています。
またカップめんは、めん自体に塩分が加えられている上にスープにも塩分が含まれており、1食で4~7g摂取してしまいます。
成人女性の食塩の1日の摂取基準の目標量が7.5g未満なので、カップめんの食塩の多さを実感しますね。
カップめんに関してはスープを残すと塩分を半減できるかと思うので、工夫されるとよいですね。
減塩するために、ただ薄味にすればよいというふうに簡単にはいかないのが現状ではないでしょうか。
どうせなら、おいしく減塩したいですよね。
「適塩でおいしく」をモットーに工夫してみるのはいかがでしょうか。

工夫① 味噌汁は具沢山にする。
→汁物の頻度を減らすのではなく、野菜たっぷりの具沢山にして汁の量を減らすといいですね。
また、野菜にはナトリウムの排泄を促すカリウムが含まれています。

工夫② 味付けには辛みや酸味をきかす。
→唐辛子、酢、辛子、わさび、ゆずやレモンをプラスすることでおいしく減塩できます。

工夫③ おいしい出し汁を使う。
→濃い出し汁を使って味噌汁やスープを作ったり、出し汁で割った卓上醤油を利用したりすると、おいしく減塩できます。

残念なことに、舌は濃い味にすぐに慣れてしまいます。
日頃から薄味を心がけ、素材の味を感じるようにしましょう。
一番良いことは、「手作り」だと思います。
簡単なものでも手作りして食事を楽しんでいただけると健康のためにもよいですね。

それではまた次回お会いしましょう♪


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サーモンが香ばしい♪具沢山な味噌汁
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