【管理栄養士の健康コラム】Vol.42 ナトリウムについて |
こんにちは。
今回はミネラルの中でも多量ミネラルであるナトリウムについてお話ししますね。
「ナトリウムってどんなミネラル?」
↓
ナトリウムは、体内の水分量やミネラルバランスを調整するのに大切なミネラルです。
また、心臓や筋肉の機能を保つ働きもあります。
ナトリウムは多くが塩素と結合した「食塩」の形で摂取されます。
食品中のナトリウム含有量は、「食塩相当量」として示され、1日の摂取基準も食塩で目標量が定められています。
商品を手にとってみると、栄養成分表示欄外に「食塩相当量」を表示しているものが近年多くなりました。
食塩の1日の摂取基準の目標量は、男性で9g未満、女性で7.5g未満です。
目安として1食あたり2~3g以下におさえられるとよいですね。
日本人の食生活で食塩が不足することは少なく、逆にとりすぎが指摘されています。
とりすぎると次のような症状があります。
・むくみ
・腎機能障害
・高血圧症
・動脈硬化
・胃がんのリスク
体内での水分量のバランスが崩れ、いろいろな支障をきたしてしまいます。
最近では減塩商品が多く発売されているので、昔に比べると減塩を意識してお買い物をする人が増えたのではないでしょうか。
良い傾向ですね。
調味料はもちろんですが、加工食品にも塩分が多いので気をつけてくださいね。
減塩を考慮したレシピなども、どんどん投稿していただければ嬉しいです。
いろいろなアイデアをお待ちしております。
■□■□■ おすすめレシピ ■□■□■
鶏肉とキャベツの酒蒸し