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管理栄養士の健康コラム

vol259

【管理栄養士の健康コラム】Vol.259

食べすぎないだけでダイエット

暑い夏がやってきましたね。
薄着になって、スタイルが気になる季節でもあります。
水着を着るとなれば、なおさら。
ダイエットしたいなぁと考えている方、ぜひ一読してみてくださいね。
食事量を減らすと一時的に体重は減るかもしれませんが、やはりリバウンドが付きもの。
それに食べていない分、夏バテや貧血になってしまうかもしれません。
ここで、ご提案です。
「食べすぎない」だけでダイエットしてみませんか。

まずは、いつ食べすぎるのか思い返してみましょう。
1年間を通して考えると、
・春のGW
・夏のお盆休み
・冬の年末年始
つまり長期休暇です。ただただこの時期に食事量が増えているからです。
特に冬は活動時間も減るので、さらに太りやすいのです。

1週間で考えると(平日勤務で土日が休日の人の場合)
月曜日が体重のピークとなることが多いです。
休日で食事量が増えた結果です。

1日で考えると、夕食時です。
朝よりも昼よりも、帰宅後の夕方以降、最も時間があるからでしょう。
また、最後の食事である夕食の時間が遅いほど、太りやすいです。

以上は一般的なデータですが、当てはまる部分があれば、このまま読み進めてみてくださいね。
食べすぎる時期・時間を把握したところで、次のステップはその時期・時間に「食べすぎない」ようにすることです。
それができればダイエット成功です。
まず、今日からでもできるのは・・・夕食で食べすぎないことですね。
もし夕食の時間を早めることができる場合は、試しに早めてみてください。
しかしながら、夕食時間を早めるのは難しいこともあるはずです。
そうなると量を減らすしかありません。
夕食を減らす代わりに朝食を増やしてください。夕食のおかずの一部を次の日の朝にずらしてみましょう。
夕食を減らしても1日の食事量は変わらないので、体が弱ることはありません。
食事量は変わらないので、空腹でつらいということもありません。
だいたいの人は、「夕食を控えめに」「朝食を多めに」を意識すると、3食均等な量になってちょうど良いようです。
1週間、1年間を通しては、休日に食べすぎないようにするだけでダイエットになります。
いつも通りの食事量をキープしましょう。

夕食で食べすぎない
休日で食べすぎない
長期休暇で食べすぎない
減らすのではなく、「食べすぎない」だけでダイエットです。
考えようによっては、来月のお盆休みが、ダイエットしどきではないでしょうか。
可能な日だけでも「食べすぎない」を実践してみてくださいね。

参考文献:時間栄養学が明らかにした「食べ方」の法則 古谷彰子著 柴田重信監修
     脂肪を落としたければ食べる時間を変えなさい 柴田重信著








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