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管理栄養士の健康コラム

vol191

【管理栄養士の健康コラム】Vol.191

ビタミンB1で疲労回復

自宅で過ごすことが多くなり、そんなに疲れないような気もしますが、
不安と隣り合わせの中、やはり体も心も疲れてしまいます。
自宅での楽しみや過ごし方を見つけ、ストレスをためないように、皆さんも工夫されているかと思いますが、
栄養素の力も借りて、疲労回復してみませんか。

疲労回復のためにおすすめしたい栄養素は、ビタミンB1です。
ビタミンB1の働きは、炭水化物の代謝促進や神経機能の維持です。

炭水化物の代謝促進というのは、炭水化物をエネルギーに変えることを促進します。
日本人は米が主食ですので、米に豊富に含まれる炭水化物を代謝することは必要不可欠なのです。
炭水化物をたくさんエネルギーに変えることで、元気に過ごすことができます。

またビタミンB1は、神経活動をコントロールする脳や中枢神経にエネルギーが供給されるように働きます。
その働きによって神経機能が維持されます。脳も元気になります。

もしビタミンB1が不足してしまったら・・・
集中力の低下がみられたり、疲れやすくなってしまいます。
また、脚気という病気になることもあります。
ですので、ビタミンB1をしっかり摂ってくださいね。

どんな食べ物を食べるとよいかというと、

豚肉です!
赤身の部分に多いですよ。
また豚肉を使用したハムやソーセージも良いですね。

その他、ウナギ、タラコ、イクラ
種実類、豆類
玄米、全粒粉
などです。
穀類ですと、精製度が高いほどビタミンB1が減少するので、精白米や小麦粉にはあまり含まれていません。玄米や全粒粉などでビタミンB1を摂りましょう。

ちょっと疲れたなぁと感じた時は、ビタミンB1が豊富に含まれた食べ物をたくさん食べてみてくださいね。
そして、コロナウイルス終息まで元気に過ごしましょう。

参考文献:あたらしい栄養学 吉田企世子・松田早苗監修 高橋書店




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