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管理栄養士の健康コラム

vol184

【管理栄養士の健康コラム】Vol.184

バランスの良い食事

バランスの良い食事をとりましょう。
よく聞く言葉ですよね。
今回は、「バランスの良い食事とは何か」についてお話しします。

バランスの良い食事とは、5大栄養素が過不足なく摂取できる食事です。
5大栄養素とは、炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルです。
そのうち、炭水化物・脂質・たんぱく質は3大栄養素といい、エネルギー源となる栄養素で生命維持には欠かせません。
ビタミン・ミネラルは、体に取り込まれた他の栄養素がうまく働くために体の機能を調節します。

では、どうしたら、5大栄養素を過不足なく摂取できるのでしょうか。
ポイントは
①主食
②主菜
③副菜
をそろえることです。
①主食は、ごはん、パン、麺類などで、主に炭水化物食物繊維が豊富です。
②主菜は、魚介、肉、卵、豆腐が中心となるメインのおかずです。
たんぱく質、脂質が豊富です。
③副菜は、野菜をたっぷり使ったおかずです。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
主食、主菜、副菜には、必要な栄養素がそれぞれに含まれていますので、これら3つをそろえることで、栄養バランスが良くなります。
また、主菜と副菜の調理法は変えるようにしましょう。
主菜が揚げ物ならば、副菜は油を使っていないおかずがよいですね。
さらに栄養素を過不足なく摂取するためには、毎食違った食材を食べるようにしましょう。
主菜が、朝昼晩、豚肉ではなく、例えば、朝は卵、昼は豚肉、夜はブリのお魚といった具合です。

主食、主菜、副菜にプラスできそうであれば、汁物や1品あると、さらに足りない栄養を補うことができますよ。
そして3食規則正しく、適量食べることで、体内時計をととのえることができます。

近年、食の欧米化により、お肉を中心とした食事やファーストフードが多くなっています。
それにより、日本人はカルシウム不足、野菜不足の人が増えています。
今一度、和食を見直し、昔ながらの日本人に合った食事について意識していただけるとよいですね。
栄養バランスがくずれると、肥満、もしくは低栄養につながります。
がん、心疾患、脳卒中などの病気のリスクにもさらされます。
そうならないためにも、バランスの良い食事をとって、健康を維持しましょう。

参考文献:からだにおいしいキッチン栄養学 宗像伸子監修 高橋書店
正しく知れば体が変わる!栄養素の摂り方便利帳 中村丁次監修 PHP





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