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管理栄養士の健康コラム

vol156

【管理栄養士の健康コラム】Vol.156

「カリウム」を知って、健康になろう

今回はミネラルの一つ「カリウム」についてのお話です。

カリウムの主な働きは、細胞内の水分量の調整、筋肉の働きのコントロール、血圧の安定です。

また、カリウムは、ナトリウムとバランスを取り合う関係にあります。
ナトリウムが過剰になると、これを排泄する働きをしてくれます。
ですので、食塩を摂りすぎる傾向にある日本人にとっては重要な働きですよね。
カリウムをしっかり摂ることで余分なナトリウムを排泄し、結果として高血圧予防につながります。

カリウムはどのような食品に含まれているかというと、実はほとんどの食品に含まれています。
特に豊富に含まれる食品は、果物、野菜、いも類、大豆、海藻などです。
高血圧の人は、カリウムが豊富なこれらの食品を積極的に食べていただくと良いですね。

ただし、腎障害があり、医師よりカリウム制限の指示が出ている人は、カリウムの摂りすぎには注意しなければなりません。
腎臓が健康であれば、余分なカリウムは尿として排泄されますが、腎機能が低下していると、排泄されず、高カリウム血症を引き起こしてしまうのです。
高カリウム血症になると、筋力低下、不整脈など心機能に異常がみられます。
なお、高カリウム血症かどうかは、血液検査や心電図で発見することができますよ。

腎機能が正常で、サプリメントの多用がなければ、過剰摂取になる可能性は低いですが、
腎障害があり、医師よりカリウム制限の指示が出ている人は、カリウムの豊富な食品(果物、野菜、いも類、大豆、海藻など)を控えましょう。
いも類では山芋や里芋、大豆製品では納豆に、カリウムが多いです。
また、ドライフルーツや海藻の乾物も、カリウムが凝縮されているので控えましょう。
カリウムは水溶性のミネラルですので、水さらしや茹でることで、水に溶け出します。
ですから、煮汁や果物缶詰のシロップには、カリウムが溶け出ていますので、飲まないようにしてくださいね。

カリウムがどのようなミネラルか、おわかりいただけましたか?
減塩対策が必要な日本人にとっては、しっかり摂ってほしいミネラルです。
カリウムを摂って、高血圧を予防し、健康を維持しましょう。
腎臓が病気になってしまうと、食事制限ができ、管理することが大変です。
カリウムを摂ることを控える必要性も出てきます。
そうならないように、健康なうちから、バランスの良い食事を心がけてくださいね。

参考文献:
 「栄養学総論」 林淳三・高橋徹三共著 建帛社
 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」菱田明 佐々木敏監修 第一出版
 「腎臓病の食品早わかり」 女子栄養大学出版部


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