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管理栄養士の健康コラム

vol132

【管理栄養士の健康コラム】Vol.132

お口をきれいに。いつまでも若々しく。

11月8日は、「いい歯の日」でした。
ですので、11月は「健口」に関したイベントも多かったのではないでしょうか。
今回は、お口をきれいにして、老化を防ぐ秘訣についてのお話です。
実年齢よりも若く見られると嬉しいですよね。
老化防止において、美肌も大切ですが、「健口」もとっても重要な要素なんですよ。

いちばん大切なことは、歯をきれいにしておくことです。
こまめに歯磨きをすることは、虫歯予防のためだけではありません。
歯周病予防、口内炎予防、口臭予防をはじめ、いろいろなメリットがあります。
歯周病は、誤嚥性肺炎や糖尿病、心臓の病気などに、悪い影響を与えることもわかってきています。
また、歯をきれいにしておくことは、食べ物をおいしく食べることにつながります。
寝る前に歯磨きをしないのは問題外ですが、歯磨きをしたとしても、朝起きると口の中がネバっこくて不快に感じるという経験はありませんか?
それは寝ている間に、口の中で雑菌が増えてしまっているからなのです。
その状態で朝ごはんを食べると、おいしさが半減してしまいます。
ですので、朝ごはんを食べる前に、歯磨きもしくはうがいをするだけでも、味覚が変わりますよ。
おいしく食べられるというのは、ストレス解消につながります。
栄養をしっかり摂って病気を防ぎ、体と心が健康になることで、若さを保つことができます。

歯をきれいにしておくことができれば、次に大切なことは、よくかむことです。
歯が丈夫な人は、食物繊維の多い野菜や果物を多く食べる傾向にあります。
噛みにくいものであっても難なくかむことができるからですね。
結果として、食物繊維やビタミンを多く摂ることになり、美肌効果が期待できます。

また、かむことで脳の血流が多くなるため、記憶力を高めたり、認知症の予防にもつながります。
高齢でも、いつまでもかむ力がしっかりしている人は、ハツラツとしていますよね。
子供においても、かむことは学力アップにつながります。

その他、かむことが苦手な人は、肉類を食べることが少なくなり、お菓子の量が多くなる傾向にあります。
そうすると筋肉が衰え、糖分を摂ることで肥満を引き起こしてしまいます。
昔に比べて太ったなぁ・・・という人は、老けてみえたりしますよね。
体型は維持したいものですね。

「健口」というと、お口だけのことかと思われがちですが、実は「健口」であることで体のいろいろなところに良い影響をもたらしてくれます。
歯磨きをしっかりするだけで、老化防止になると考えれば、とてもお手軽な気もしますね。
昔に比べると、歯の状態の良い高齢者が増えているそうです。
確かに、私の周りでは、若々しいおじいちゃん、おばあちゃんが増えたなぁと、感じています。
「健口」を意識して、いつまでも若々しく生活していただけるとよいですね。



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