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管理栄養士の健康コラム

vol38

【管理栄養士の健康コラム】Vol.38

マグネシウムについて

みなさん、こんにちは。

年末で慌ただしいですね。
大掃除にお正月の用意で大変ですが、今年もあとわずか。
よい新年が迎えられるようもうひとふんばり頑張りましょう!
さて、今日はマグネシウムのお話をしようと思います。

体内にあるマグネシウムの半分位は骨に含まれています。
残りは細胞内液のほか、筋肉や脳、神経、血液などに含まれ、酵素の働きを助けます。
カルシウムとの結びつきが強く、骨や歯にカルシウムがいきわたるように調整したり、
血圧の調整をしたり、筋肉の動きをスムーズにしたり、
マグネシウムはカルシウムとバランスをとりながら体内で働いています。

心臓が動くのもカルシウムとマグネシウムがバランスを調整して心臓の筋肉を動かしているのです。
欠乏症や不足は通常の食事ではあまりみられませんが、サプリメントなどで摂り過ぎると下痢をすることがあります。
マグネシウムは汗や尿と一緒に体外に排出されるのでよく汗をかく環境にいる方や
スポーツをする方はミネラル不足によって足がつる原因にもなるので、こまめに補給してくださいね。
ミネラルは海水の多く含まれているのでマグネシウムは魚介や海草に多く含まれています。
植物では緑の濃い葉野菜に多く含まれます。ほうれん草やつるむらさきなどですね。
豆腐の凝固に使われるにがりも海水から塩をつくる時にでるものなので豆腐もマグネシウムが多いです。
他にもアーモンドや落花生、そばや玄米ごはんなどにも多く、和食を食べる私達はマグネシウムが不足することはあまりありません。
でも、もし病気などの原因で欠乏すると骨粗しょう症や心疾患、糖尿病などになるリスクが高まる可能性があります。

マグネシウムと結びつきの強いカルシウムのお話はまた次回にお話ししますね。
それではみなさま、よいお年をお迎えください。


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