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管理栄養士の健康コラム

vol249

【管理栄養士の健康コラム】Vol.249

ぐっすり眠るには、朝食がカギ

皆さんは、何時間眠っていますか?
私は平日23時に就寝、6時に起床しています。つまり、私の睡眠時間は7時間です。
日本人の睡眠時間は、30~50代の男女の約8割が7時間未満とのことです。毎日7時間以上眠っている人の方がかなり少ないというわけです。
私自身、仕事と家事でゆっくりする間もありませんが、なんとか7時間の睡眠を確保するようにしています。
睡眠が足りていない状態を甘く見てはいけないと思うからです。
睡眠が足りていない、もしくは必要以上眠っている場合は、肥満、高血圧、脂質異常症、認知症など、体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

また自分はショートスリーパー(短時間睡眠者)だから、もしくはロングスリーパー(長時間睡眠者)だから大丈夫と考える人もいるかもしれません。
ただし、ショートスリーパー、ロングスリーパーは人口の数%の人だけです。残りの95%くらいの人は、7~9時間の睡眠が必要です。

なんとかしたいと思って、休日に寝だめをしていませんか?
実は、この寝だめを毎週繰り返している場合は、健康においては逆効果なのです。
かえって、体がだるくなったり、日中眠かったりします。月経痛がひどくなったりする例もあるようです。繰り返すことで、生活習慣病につながる恐れも出てきます。

「毎日規則正しく」「7~9時間眠る」生活を習慣づけることが大切です。
睡眠が足りていない場合は、まずは睡眠時間の確保から。
そのために、私がおすすめしたいのが、「朝食をきちんととる」ことです。
朝起きて、カーテンを開けて太陽の光を浴びることで、体内時計が調節されます。
次に必要なことは、朝食です。
朝起きられない、学校や会社に行けない、午前中ぼーっとしているといった症状に心当たりがある人は、体内時計がくるっていたり、朝食をとれていない可能性があります。
朝に空腹を感じない人は、遅い晩御飯、夜食をとっているかもしれません。なぜ空腹を感じないかを考え、生活習慣を改めましょう。
朝食をきちんととれているという人は、ごはんやパンに、おかずをプラスしましょう。
おかずをプラスすることで、いろいろな栄養をプラスできます。
朝食でエネルギーや栄養を補うことで、脳も体も活発に動き出します。
朝から一日しっかり活動すると、夜には脳も体も休みたくなり、自然と眠気を感じることができるでしょう。
眠くなったら、眠るしかないですよね。眠気に負けて眠ってください。

健康のためには、食事も睡眠もどちらも必要です。
そして、朝食をとることは、深い睡眠につながります。
朝食をとって、夜眠ればいい、できそうな気がするのは私だけでしょうか。
これからの皆さんの睡眠が心地よいものになりますように。
そして健康な体を手に入れましょう。

参考文献:睡眠負債ちょっと寝不足が命を縮める NHKスペシャル取材班 朝日新聞出版       
     不眠症睡眠障害みるみるよくなる100のコツ 主婦の友社編 主婦の友社





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