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管理栄養士の健康コラム

vol215

【管理栄養士の健康コラム】Vol.215

ご家庭での衛生管理

湿気が高く、気温が上昇する梅雨の季節・・・
料理をする上で衛生管理が重要な季節でもあります。
今回はご家庭でお料理をする前に必要な衛生管理についてお話しします。

対策① 身だしなみをととのえましょう。
髪の毛が長い場合は束ねます。
三角巾や調理用帽子があれば、活用しましょう。
これらは、髪の毛がお料理に混入するのを防ぐためです。
エプロンや服は清潔なものを使ってください。
お料理している最中にトイレに行く場合は、必ずエプロンをはずしてくださいね。
外から帰ってきたら、一度清潔な服に着替えてからお料理することをお勧めします。
なぜなら、外で身に着けていた衣服には、菌やほこりなどが付着している可能性があるからです。
そして、お料理する際は、マスクをつけておくとよいですね。
飛沫による汚染を防ぎます。
マスク着用は、コロナ予防でずいぶん慣れたかと思いますが。

対策② 調理の際、手の衛生を重視しましょう。
・爪を短く切る
・マニキュアをつけない。
・指輪や腕時計などの装飾品をはずす。
・手荒れや手に傷がある場合は、使い捨て手袋などを着用する。
傷の部分には、たくさんの黄色ブドウ球菌が付着している可能性があります。
黄色ブドウ球菌は、食中毒につながる菌ですので、直接食べ物に触れないようにしましょう

では手洗いは、お料理中、何度必要でしょうか。
最初に1回だけというわけにはいきません。
①台所に入った時
②お料理開始時
③生の食品(生肉や生魚、生卵など)に触れた時
④トイレの後
⑤ゴミなどに触れた時
少なくとも2回は手洗いすることになりますよね。
汚染された手でお料理をすると、食材などに菌をばらまいてしまうため、これだけ頻繁に手洗いが必要なのです。

最後に、手の殺菌についてです。
手洗いを丁寧にした後、水けをしっかりふき取ります。
次に、アルコール消毒をしましょう。
アルコールを受ける時、指を曲げて、手のひらで受けることがポイントです。
指を曲げることで、指先のぬれる部分が多くなります。
手のひら→指の間→手の甲→指先・親指→両手首
アルコールで濡れている間にこれらの箇所をこすり合わせるようにします。
アルコールが乾くまで、しっかりこすり合わせてくださいね。

衛生管理ができたら、さぁお料理開始です!
衛生管理をして、この梅雨、そして暑い夏を元気に過ごしましょう。










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