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管理栄養士の健康コラム

vol171

【管理栄養士の健康コラム】Vol.171

熱中症対策で、暑さに負けない体作り

7月に入り暑さが増してきて、ダウンしていませんか?
暑さに体が慣れていない梅雨明け時期は、特に注意しなければいけません。
今回は、熱中症対策についてお話いたします。
対策を万全にして、暑さを乗り切ってくださいね。

熱中症は軽度ですと、めまい・たちくらみ・筋肉痛・汗がとまらないといった症状ですが、
重度になると意識がなくなったり、高い体温・けいれんといった命にもかかわる症状となります。

気温が高い日、熱中症にならないよう注意しなければと思う人は多いと思います。
しかし、熱中症は気温だけが原因ではありません。
湿度が高い、風が弱いといった条件下でも注意が必要なのです。
日光が当たらない室内や、夜間でも熱中症になりうる可能性があります。
また、高齢者・幼児や赤ちゃんは特に注意してくださいね。
高齢者は、喉の渇きを感じにくく脱水症状に陥りやすいです。
熱中症患者のおよそ半数が高齢者ということですので、喉が渇く前に水分補給をするなどして自己管理しましょう。
幼児・赤ちゃんは体温調節機能が十分発達していないので、保護者の方は様子をよくみてあげましょう。地面から近い方が気温が高いので、大人以上に暑さを感じています。

熱中症対策についてですが、外にいる場合は日陰を利用したり、日傘や帽子で暑さ対策をしましょう。室内では、エアコンや扇風機を上手に使ってくださいね。それらが使えない場合は、シャワーや濡れタオルで体を冷やすのもよいですね。
そしてなんといっても、こまめな水分補給が一番大切です。
1日に必要な水分量は、食事から1000ml(1日3食とることを前提)、お茶などの飲み物から1200~1400ml、計2200~2400mlと考えられています。
1200~1400mlって結構な量ですよね。思っている以上に水分は取った方がよいです。また、食事の量が少ない方は余計に水分補給をしっかりしましょう。
一度にたくさん飲むのはなく、こまめに飲むようにしてくださいね。喉が渇く前に水分補給をすることも必要です。
そして、お出かけする前やお風呂の前、就寝前には、必ず水分補給をしておきましょう。
スポーツ時など大量の汗をかく時は、スポーツドリンクなど塩分や糖分も補給できる飲料をおすすめします。
日常生活では、お茶や水での水分補給でよいですよ。

大切なことは、1日3食、こまめな水分補給、そして十分な睡眠です。これらを守り体調をととのえましょう。
熱中症対策をして今年の夏も元気に過ごしていただけるとよいですね。


参考文献:環境省リーフレット「熱中症~思い当たることはありませんか?~」



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