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管理栄養士の健康コラム

vol165

【管理栄養士の健康コラム】Vol.165

行事食シリーズ「イースター」

今回はイースターについてのお話です。
日本では、まだそれほど定着していない行事のように思いますが、テーマパークなどでイースターイベントが開催されたりしていますね。
スーパーや100均などのお店で、イースターにちなんだ商品を見かけるようにもなりました。
イースターがどのような行事なのか、その日に何をするのかなど、イースターを知らない方は、ぜひともご一読くださいね。

イースターは、イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の祝日です。
日本語では、復活祭といいます。
キリスト自身が死後3日後によみがえると予言をし、実際によみがえるという奇跡を起こしたとされています。
そのよみがえった日が日曜日だったことから、イースターは春分のあとの満月後の最初の日曜日となっています。
ですので、毎年違う日で、2019年は4月21日の日曜日です。
何日と決まっていないので覚えにくいのですが、日曜日なのは、休日の人が多いですし良いですよね。

イースターを象徴するものといえば、「イースターエッグ」と「イースターバニー」です。
イースターエッグは、カラフルに色付けされたタマゴで、子孫繁栄を願ったものです。
そのイースターエッグを運んでくるのがウサギで、そのウサギをイースターバニーといいます。

イースターの日に何をするかというと、教会で礼拝し、一般的には家族でごちそうを食べてお祝いします。
キリスト教には、肉・卵・乳製品を禁じる期間を設けている宗派があり、イースターは解禁日となります。
ですので、イースターでは、肉料理、パン、お菓子、ケーキなどが食卓に並びます。

イースターの行事食というと、代表的なものは卵料理です。
ゆで卵をはじめとした、いろいろな卵料理でお祝いしましょう。
また、卵を使ったお菓子やケーキなどもよいですね。

日本においては、キリスト教の人口が少ないですので、教会へ礼拝に行く人もあまりいないかもしれませんね。
けれども、イースターを機に、家族でごちそうを食べるのは楽しいですよね。
今年は、イースターという行事の意味も考えながら、イースターの日を満喫していただけるとよいですね。

参考文献:
 「子どもに伝える行事の由来と行事食」 すとうあさえ監修 メイトブックス
 「イラスト版行事食・歳事食」 坂本廣子著 合同出版


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