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管理栄養士の健康コラム

vol51

【管理栄養士の健康コラム】Vol.51

お酢パワーで疲労回復!

夏本番、これから暑い日が続きますね。
今回は、お酢の疲労回復や食欲増進の効用についてお話しします。
夏バテ気味の方は、必見です!

最近の健康ブームでお酢は注目されていますね。
お酢は、はるか昔、中国で漢方薬として利用されていたそうです。
きっと、昔からお酢の効用については確認できていたのでしょう。

お酢には酸味のもととなる、酢酸やクエン酸が多く含まれています。
クエン酸はエネルギー代謝に大きく関わっており、疲労の原因物質の生成を抑えたり、分解するといった働きがあります。
また主成分である酢酸も体内でクエン酸に変わるため、お酢は疲労回復に大きく貢献しているいうわけです。
疲労の原因物質というのは「乳酸」と呼ばれるものですが、この乳酸は肩こりや腰痛の原因にもなっています。
ですので、クエン酸を摂取することで、肩こりや腰痛の緩和にもつながります。

次に、食欲増進効果ですが、「酸っぱさ」が食欲を増進する効果があります。
酸っぱいものを思い浮かべてみてください。
口の中でじわっと唾液が出てきますよね?
唾液が出ると、胃の働きも活発になります。
「食べ物をよく噛んで、唾液を出して食べるように」というのも、このためです。
胃の働きが活発になると、食欲もわきますよね。
夏場、食欲のない時には、お寿司や酢の物はいかがでしょうか。
もしくは、かんきつ類も良いですね。

妊娠中、「酸っぱいものが食べたくなる」とよく言いますね。
体を健康な状態にもっていくための、母の能力ともいえますね。

ただし、お酢が体に良いからといって、ガブガブ飲めばいいというわけではありません。
お酢は刺激が強いので、胃の調子が悪い時に摂取しすぎると、逆に胃にダメージを与えてしまいます。ご注意ください。

毎日の食事にお酢料理を取り入れるなどして、上手にお酢と付き合っていただけるとよいですね。

参考文献:「栄養学総論 林淳三・高橋徹三共著 建帛社」

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きゅうりとわかめの酢の物
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