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管理栄養士の健康コラム

vol256

【管理栄養士の健康コラム】Vol.256

ブロッコリーは栄養たっぷり

冷蔵庫にいつも入っている野菜って、何ですか?
いろいろあるけど、我が家ではブロッコリーはそのひとつ。
子どもも食べられる野菜だし、お弁当を作る時は必須アイテムだし。
我が家のようなご家庭も多いのでしょう。
ブロッコリーは、2026年度から「指定野菜」になります。
指定野菜は、簡単にいうと、よく食べられている野菜です。
野菜は天候に左右されやすく、生産量が大幅に増えたり減ったりします。
あまりにたくさん収穫できてしまうと、その野菜の値段は急落し、生産農家は困ってしまいます。そういう場合、指定野菜においては、国が生産農家に補助金を出してその野菜の生産が止まらないようにしています。
よく食べられている野菜の生産が安定するようにしているというわけですね。
指定野菜は現在14品目あり、今回ブロッコリーが追加されるのは、1974年ジャガイモ(バレイショ)が追加されて以来52年ぶりとのことです。
今の私たちにとっては、ブロッコリーは見慣れた野菜ですが、日本で本格的に栽培が始まったのは1980年代に入ってからだそうです。
意外に新しい野菜ですが、近年消費量が著しく増えています。
指定野菜に追加されるのもわかりますね。

ブロッコリーは栄養がたっぷりです。
どんな栄養素が含まれているのか、ぜひ知っておいてくださいね。
ブロッコリーには、
β‐カロテン
ビタミンC
が含まれており、強い抗酸化力で免疫力を高めます。
お肌の調子も良くなります。

そして、がん予防の効果が期待できる成分「スルフォラファン」が含まれています。
スルフォラファンは、辛み成分イソチオシアネートの一種で、高い抗酸化作用があり、体内の発がん物質を解毒する働きがあることがわかっています。
がん予防の効果が期待できるブロッコリーが指定野菜になることは、現代において非常に嬉しいことですよね。
ちなみに、ブロッコリーの新芽(スプラウト)の方が、スルフォラファンの濃度が高いので、時にはスプラウトを食べるのもよいですね。

ブロッコリーを購入する際、
・切口にスが入っていない
・つぼみがかたく締まり、密集している
・鮮やかな緑色
こういうブロッコリーを選びましょう。おいしいこと間違いなしです。

これからますます身近になるブロッコリーは、
がん予防、免疫力アップ、さらにお肌も美しくなる野菜です。
ブロッコリーを食べて、健康で美しく過ごせるとよいですね。

参考文献:NHK出版からだのための食材大全 NHK出版





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