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管理栄養士の健康コラム

vol169

【管理栄養士の健康コラム】Vol.169

食中毒予防② 食中毒から身を守るポイント

今の季節は食中毒に注意が必要です。
食中毒にならないためにはどのようなことに気をつければよいか、今回は具体的にお話ししますね。前回のコラム管理栄養士の健康コラムVol. 168食中毒予防① 食中毒予防の3原則もぜひ読んでみてくださいね。

まずはお買い物時の食中毒予防です。
お買い物をする時、どのようなことに気をつけますか?
私は消費期限がいつか?パッケージがやぶれていないか?を確認しています。
食中毒から身を守るためには、新鮮な食品を購入することが第一です。
また、夏場は暑いので、購入したものを持ち帰る時は要注意です。
お肉お魚はビニール袋に入れましょう。ドリップ(お肉・お魚などから出る赤い液体)が漏れ出ると、他の食品を汚染してしまう可能性があります。
冷蔵や冷凍品は氷やドライアイスを入れて持ち帰るようにしましょう。
また車のトランクは高温になります。
ですので、車の場合はトランクには入れず座席に購入したものを置いて、すぐに帰るようにしてください。
そのためには、食品は買い物の最後に買うようにしないといけないですね。

帰宅後の保存方法も大切です。
帰宅後は、すぐにその食品に適した保存をします。
保存方法は、箱やパッケージに記載されています。
常温保存のものでも、高温になりやすく直射日光があたる場所はよくありません。
要注意なのは、開封、開栓した場合、保存場所が変わる食品があります。
例えば、醤油は常温保存ですが、開栓したら冷蔵保存になります。
皆さん、開栓した醤油は冷蔵庫に入っていますか?
今一度、いろいろな食品の保存方法を確認してみるとよいですね。

配食サービスやお弁当などを買った場合の食中毒予防についてもお話ししますね。
食べ残しは捨てましょう。
どうしても残しておきたい場合は、箸をつける前に取り置き、冷蔵や冷凍保存をします。
再度食べる時は、食べる直前に再加熱しましょう。
箸をつける前に取り置きしたとしても、長時間は保存できません。
衛生面を考えると、思い切って捨てることも必要なのです。

最後に冷凍保存をした食品の解凍方法においての食中毒予防です。
どのように解凍していますか?
室温放置での解凍は、衛生面においては不正解です。
なぜなら、菌が繁殖する温度帯が長くなるからです。
正解は、レンジ、冷蔵庫、流水による解凍です。
覚えておいてくださいね。

梅雨から夏にかけて、食中毒予防は大切です。
自分自身はもちろんですが、家族や周りの人が食中毒になってしまうとつらいですよね。
ちょっとした注意で防ぐことができるので、衛生を心がけ、元気に過ごしてくださいね。


参考ホームページ:農林水産省ホームページ


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