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管理栄養士の健康コラム

vol95

【管理栄養士の健康コラム】Vol.95

乳酸菌でチョー元気!

今回は乳酸菌についてのお話です。
乳酸菌は、私たちの体にとってとても良い働きをしてくれるんですよ。

乳酸菌とは、乳酸をつくる微生物(菌類)の総称です。
その種類は250以上もあり、菌種によってそれぞれ機能性は異なります。

乳酸菌はヒトの体に有益な働きをしてくれることから善玉菌といわれており、私たちの腸内の環境を改善してくれます。
乳酸菌は、腸内で有害物質を作る悪玉菌を減らし、体調によって善玉にも悪玉にもなる日和見菌が、悪玉菌になるのを抑えることで腸の働きを活発にし、その結果消化吸収が促進され、便通も改善されます。
便通が改善されることで、美肌効果が期待できますね。
また、悪玉菌が減ることで有害物質を無毒化する処理も減り、肝臓の負担が軽減されるため肝機能も向上します。
さらに、免疫力が高まりますので、花粉症などのアレルギー症状の改善、風邪やインフルエンザ、ガン予防も期待できますよ。

乳酸菌は、人の体内に存在していますが、より健康な体を作るためにも食べ物から積極的に摂っていただけるとよいですね。
ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料
漬物、なれずし(塩蔵した魚介類を米飯とともに漬け込み発酵させたもの)
みそ、しょうゆ

などの発酵食品に乳酸菌は多く含まれます。


乳酸菌の種類はたくさんありますが、どの種類が自分に合っているかは人それぞれだそうです。
ヨーグルトを例にあげますと、必ずしも高価なものが良いというわけでもありません。
いろいろなヨーグルトを2週間ほど食べ続けてみて、便通や肌の調子を観察しながら、自分に良い効果をもたらしてくれるヨーグルト(の中の乳酸菌)をみつけることをお勧めします。
たくさんのヨーグルトが販売されている中、私がいつも手に取るヨーグルトは決まっています。
きっと、自分がおいしいと思えるヨーグルトは、無意識のうちにも自分の体に良い効果を与えてくれているのではないかと思っています。
それは体の調子が良い=おいしいにつながっているのかもしれません。

皆様も自分に合った乳酸菌を摂って、腸元気な体を手に入れてくださいね。

参考文献:
 栄養の基本がわかる図解事典 中村丁次監修 成美堂出版
 乳酸菌生活は医者いらず 藤田紘一郎著 三五館


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