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管理栄養士の健康コラム

vol216

【管理栄養士の健康コラム】Vol.216

旬の魚「アジ」とカルシウム

もうすぐ夏を迎え、暑い季節がやってきますね。
夏には、夏が旬の食べ物を食べたいものです。
夏が旬の食べ物・・・
今回は旬の魚「アジ」についてのお話です。

アジは年中出回っていますので、旬が夏だとは知らない方も多いかもしれませんね。
アジは種類が多いのですが、アジの代表といえるのは、「マアジ」という種類です。
マアジは青背魚にしては、クセがない、淡白な味わいです。
マアジは、他の青背魚のイワシやサバに比べると、脂質が少ないです。
それが、マアジの淡白な味わいにつながっています。
マアジの栄養価は、他の青背魚と比べると、
高たんぱく、低脂肪、低エネルギーですので、どちらかというと、白身魚に近いといえるでしょう。

クセがないので、いろいろなお料理に使われています。
刺身、たたき、フライ、塩焼き、干物などです。
また、小さなアジは、そのまま揚げて南蛮漬けにすると骨ごと食べることができ、カルシウムをしっかり摂ることができますよ。

魚は骨ごと食べる方が、カルシウムをしっかり摂ることができます。
ですので、小魚などは骨ごと食べられるように調理することをお勧めします。

骨ごと食べられる魚に豊富な栄養素「カルシウム」についても、お話ししましょう。
カルシウムは、骨や歯の健康にとって、大切な栄養素です。
なぜなら、カルシウムは、骨や歯の主成分だからです。
成長期の子どもには欠かせない栄養素ですね。
大人においても、骨粗しょう症予防になります。
高齢になっても元気に過ごすためには、意識してカルシウムを摂るようにしましょう。

カルシウムは、骨や歯の健康だけではなく、筋肉、神経の働きにも関わっています。
筋肉の収縮と弛緩の調整をしたり、神経伝達物質を放出したりすることで、
筋肉や神経の働きを正常に保つことができます。

お肉料理の頻度が多い方は、お魚料理も食べるように意識していただけるとよいですね。
魚を食べて、カルシウムをしっかり摂りましょう。
お魚には旬があり、旬の時期に食べると、とてもおいしいです。
旬のアジもぜひ味わってみてくださいね。

参考文献:日本人の食事摂取基準2020年版 伊藤貞嘉/佐々木敏監修 第一出版











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