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管理栄養士の健康コラム

vol83

【管理栄養士の健康コラム】Vol.83

むし歯予防の食事

11月8日は、「い(1)い(1)歯(8)」ということで、「いい歯の日」でしたね。
歯って、大切!
むし歯ができてないかな?
歯磨きをしっかりしよう!
などなど、こういう日にあらためて歯について考えることができるのはよいことですよね。

80歳になった時に20本の自分の歯があれば、しっかり食べられて健康な生活を送ることができるということから、8020(ハチマルニイマル)運動が推進されています。
歯がなくなると、当たり前のことですが食べ物をかめなくなりますよね。
しかしながら、食事だけの問題ではありません。
発音がしにくくなったり、外見が悪くなってしまうことから、人とのコミュニケーションにも影響を及ぼす可能性があります。
ですので、いい歯を保つことは、心の健康にもつながると思います。

いい歯を保つためには、むし歯、歯周病などを防ぐことが大切です。
ではどのようなことに注意すればよいのかは、恐らくご存知かと思いますが、
砂糖の入った食べ物を控える」ことです。
砂糖制限は、歯磨きを熱心にするより効果があるとも言われています。
特に子供のむし歯の原因は、甘いお菓子、ジュースなどの頻回摂取であることが多いです。
甘いお菓子で空腹を満たしても、血糖の変動から1時間もすればまた空腹感を感じます。
そのため、頻回、甘いお菓子を食べてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
おやつには甘いお菓子というイメージが強いかもしれませんが、補食と考え、おにぎりや麺類などで代替するのもよいですね。
なるべくなら、バランスの良い食事を1日3回とり、間食の頻度を減らすことが大切ですね。
バランスの良い食事は、体の健康だけでなく、歯の健康にも大きく関係するのです。

また、子供のうちに繊維のあるものや固いものをしっかり食べておくと、あごが強くなりますよ。
唾液分泌を促すことで、これもむし歯予防につながります。
大人になると、もう今以上に歯もあごも強くはなりませんので、固いものを無理して食べることで、逆に歯やあごを痛めてしまうことになりかねません。
大人の場合は、無理のない程度でよく噛むように心がけましょう。
デンタルガムを利用するのもよいですね。
また、お口のストレッチをしたり、人とたくさんお話をするのも良いと思います。

砂糖摂取を減らして、バランスの良い食事を心がけ、「8020」を目指して「いい歯」を保っていただけるとよいですね。

参考文献:デンタルハイジーン 医歯薬出版株式会社


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