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管理栄養士の健康コラム

vol236

【管理栄養士の健康コラム】Vol.236

ドライマウスを予防しよう

「ドライマウス」を知っていますか?
字の通り、口の中が乾いている状態です。
ドライマウスの原因として挙げられるのは、ストレス、食生活、加齢、更年期症状、薬の副作用などです。

ドライマウスは良くないのか?というと・・・、
はい、良くありません。
ドライマウスは、唾液が減少している状態です。
唾液が減ると、悪いことばかり起こります。
虫歯、歯周病、口内炎、舌苔(ぜったい)、カビ菌などのリスクが増えてしまうのです。
ドライマウスが進行すると、口臭が発生したり、ものが飲み込みづらくなる摂食障害にもつながってしまいます。

ドライマウスになると、口の中がネバネバします。
のどが渇いて、口の中がネバネバするといった経験はありませんか?
口の中が渇いて、唇がカサカサしてなめてしまうといった経験はありませんか?
そういう状態が続くようでしたら、ドライマウスかもしれません。

現在人にドライマウスは増えていますが、それは、ストレスや食生活が要因だと考えられます。
ドライマウスを改善もしくは予防するためにできることは、
ストレス解消、食生活の見直しです。
ストレスは、自分なりの解消法を見つけていただいて、
ここでは、もう一つの要因の食生活の見直しについてお伝えしましょう。

小学生の頃、給食で「30回噛んで食べましょう」と教えられた経験はありませんか?
噛む回数を数えながら食べると、30回ってこんなに噛まないといけないの?!と驚いた記憶があります。
しっかり噛んで食べることは大切ですが、今の一般的な食事はやわらかいものが多いので、
はっきり言って、
30回噛まなくても飲み込めてしまいますよね。
そういう食生活で、噛む回数が減り、唾液の分泌も減り、
そして、ドライマウスが増えてきたというわけです。

それならば、30回噛まないと飲み込めない食べ物を食べようではありませんか。
それは・・・繊維質の多い食べ物です。
野菜、海藻、きのこなどがおすすめです。

加えて、
1日3食 規則正しく食べることも大切です。
水分補給も十分にしましょう。
マスクをしていると、のどの渇きに鈍感になってしまいがちですので、こまめに水分補給をしてくださいね。

食べることは生きることですよね。
食べるためには、お口の健康はとても大切です。
食生活を今一度見直し、ドライマウスを予防しましょう。

参考文献:図解むし歯・歯周病の最新知識と予防法 倉治ななえ監修 日東書院
噛むから始まる食育 中野智子著 海風社
よだれ先生の「超実践講義」「噛む」からはじめる「食育の新常識」 中野智子著 徳間書店







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