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管理栄養士の健康コラム

vol230

【管理栄養士の健康コラム】Vol.230

「白菜」は鍋物でぜひ

白菜の旬は10月~2月頃で、
寒い季節になると自身が凍らないように糖分を蓄える為、
自然な甘みを味わうことができる、冬におすすめの野菜です。
鍋物やスープにはぴったりですよね。
この白菜には、どのような栄養が含まれているのでしょうか?
少し詳しくなってみませんか?

白菜はアブラナ科の野菜で、アブラナ科特有のアリルイソチオシアネートという成分が含まれています。
この成分には、がん予防作用があります。
がんは、現代では珍しくない病気です。
白菜などのアブラナ科の野菜を常に取り入れておくことは、健康のためにとても重要ですね。

また、白菜にはビタミンCが比較的多く含まれています。
外側の色の濃い葉に、最も多く含まれていますので、外側の葉もしっかり洗って食べてくださいね。
外側の葉は、甘みは少ないので、炒め物や煮物に適しています。
少し熱を入れるだけで柔らかくなりますので、使いやすい野菜です。
中心部分は甘みがありますので、サラダなどで、生で食べてもおいしいですよ。

ビタミンCには、細胞と細胞を結ぶコラーゲンというたんぱく質の合成にかかわり、血管、皮膚、粘膜を強化する働きがあります。
美肌効果がありますので、しっかり摂って、女性も男性も美しくありたいものですね。
風邪予防の効果も期待できます。
コロナ禍で大変な今、風邪をひくのは避けたいものですよね。
ビタミンCはこまめに摂るようにしておいてくださいね。
ビタミンCは水溶性ですので、水に溶けやすい性質があります。
ですので、鍋物やスープで食べると流れ出たビタミンCも摂ることができます。
白菜を食べる時は、鍋物やスープがお勧めですよ。

また、カリウムも多く含まれています。
カリウムには、過剰なナトリウムを排泄する働きがありますので、高血圧予防が期待できます。

白菜を購入する時は、葉がすき間なくしっかり巻いているものを選びましょう。
また、カットされている場合は、切り口が白いものが新鮮ですよ。

価格が高騰している野菜もありますが、白菜は価格的にも、日常に取り入れやすい野菜です。
寒いこの季節は、白菜の鍋物やスープで体の芯から温まってくださいね。

参考文献:春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 吉田企世子監修 株式会社エクスナレッジ発行
     あたらしい栄養学 吉田企世子・松田早苗監修 高橋書店






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