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管理栄養士の健康コラム

vol223

【管理栄養士の健康コラム】Vol.223

骨の健康は若さの秘訣

骨を丈夫に!と考えなければいけないのは、高齢者や成長期の子どもに対してというイメージがあるかもしれませんが、
今回は、まだまだ元気な働き盛りの世代においての骨の健康についてのお話です。

骨は加齢とともに弱ってしまいますが、
女性においては、急に弱ってしまう時期があります。
それには、女性ホルモンが大きく関わっています。
女性は40代以降、女性ホルモンが減少します。そして、平均的には50代で閉経を迎えます。
この変化が、実は骨にも悪影響を与えてしまうのです。
女性ホルモンの減少は、骨量を低下させます。
骨粗しょう症という病気につながる恐れも出てきます。
そのため、女性は40歳を過ぎたら、自身の骨密度に関心を持ちましょう。
骨密度の検査を受けることも大切です。

骨量の低下は、全身の骨で均一に起こるわけではありません。
残念なことに、顔の骨はいち早く弱ってしまいます。
40代で顔の骨、60代以降で腰の骨が弱っていくそうです。
顔の骨量が低下すると、
頬のたるみやほうれい線ができる
目の周りのくぼみが大きくなる
目元の皮膚がたるむ
などなど、老け顔一直線なのです。
鏡を見るのがこわい・・・とならないように、骨のケアをしませんか?

骨のケアは、「食事」と「生活習慣」に気をつけること。
変わったことをしなければいけないわけではありません。
「食事」は
カルシウム・・・乳製品、小魚、大豆、大豆製品など
ビタミンD・・・魚、きのこなど
ビタミンK・・・納豆、青菜、ブロッコリーなど
たんぱく質・・・肉、魚、大豆、大豆製品など
を食べるように意識しましょう。

「生活習慣」は
適度な運動をしましょう。
ウォーキングやストレッチもよいですね。
かかと落としなどの、骨に簡単な負荷を与えるトレーニングもお勧めです。
運動に加えて、適度な日光浴も必要です。
紫外線を浴びることで骨が丈夫になります。

骨の健康を意識し、自身の生活を改善してみてください。
もしかすると、マイナス5歳の若さを手に入れることができるかもしれませんよ。
そう考えると、ほんの少し楽しみですね。

参考文献:転んでも折れない!強い骨をつくる本 林泰史著 宝島社
骨粗鬆症予防・検査・治療のすべてがわかる本 石橋英明著 主婦の友社







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