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管理栄養士の健康コラム

vol188

【管理栄養士の健康コラム】Vol.188

栄養不足に気を付けよう

皆さん、ごはんをしっかり食べてますか?
食べすぎて太ってしょうがないという人はさておき、食事量が減ってしまった人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
新型コロナの影響で、外出を自粛する中、ご自宅で過ごすことが増えているかと思います。
子どもたちは学校閉鎖で、給食を食べられなくなりました。
生活が変化してしまった今、気を付けなければいけないのは、食生活。
そして、こういう状況こそ、免疫力をアップさせないといけないですよね。
今回は、今の食生活を見直し、改善点を考えてみましょう。

栄養不足につながりそうな要因として考えられるのは、
・運動不足から、お腹がすかない
・自分で調理できない
・菓子パンやインスタントで済ませがち
・孤食により食欲が低下する
・うつ病などの病気で食事量が低下する
などが挙げられるのではないでしょうか。
子供や高齢者は、このような要因が当てはまることが多いため、要注意ですね。

基本的なことですが、
①食事を抜かない。3食きちんととる。
②食事の時間は規則正しく。
この2つはしっかり継続しましょう。

そして何よりも、「人と会話すること」「笑うこと」が大切です。
これは食事とは関係のないように思われるかもしれませんが、とても重要です。
楽しい体験は、食欲につながるからです。
インターネットを利用したり、電話を利用したり、お笑い番組を観て笑ったり、趣味に没頭したり、自分に合った楽しみ方を見つけてみてくださいね。

自宅にいても、体を動かすことはできます。
ストレッチやヨガ、筋トレなど、広い場所がなくても適度な運動は可能です。
電車やバスに乗ることを控え、歩いたり自転車に乗るのも良いと思います。
ちょっと体を動かすだけでも、食欲が出てきたり、心が元気になったりします。

また、調理できない人は、レトルト、冷凍食品、缶詰、お惣菜などを組み合わせて、「主食」「主菜」「副菜」をそろえるようにしましょう。
たとえば、
「主食」・・・レトルトのおかゆ・冷凍食品のチャーハン・焼きおにぎり・ピザ・麺類
「主菜」・・・缶詰(焼き鳥・さば・ツナ・あさり)・冷凍食品のシューマイ・餃子
「副菜」・・・缶詰(コーン・サラダ豆ミックス)・冷凍食品の枝豆・野菜
色々組み合わせると、バランスが良くなります。

また、出してすぐ食べられるものを常備しておくのも良いですね。
牛乳、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、納豆、漬物、果物はいかがでしょうか。
子どもたちは、給食がなくなったので、牛乳を毎日飲むように心がけてくださいね。
乳製品は成長に欠かせません。

手軽に負担のない方法で、しっかりごはんを食べてくださいね。
免疫力アップで、ウイルスに負けず、身体も心も、元気に過ごしましょう!
明るい未来を心から願っています。

参考文献:健康寿命を延ばす高齢者の栄養と食事 成田美紀監修 池田書店





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