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             【管理栄養士の健康コラム】Vol.12 ビタミンのお話(続き) ビタミンB1について  | 
            
            みなさんこんにちは。
            
            寒くなってきたのでとうとうコタツを出してしまいました。
            
            コタツといえばみかん!冬にビタミンは風邪を予防するためにも必要です。
            今回は前回ふれたビタミンの中のB1についてお話しします。
            
            ビタミンB群はB1、B2、ナイアシン、B6、葉酸、B12、ビオチン、パントテン酸の8種類とされています。
            ビタミンB1は世界で最初に発見されたビタミンだそうですよ。
            ビタミンB1は豚肉や豆類、種実類、玄米などに多く含まれていて糖質の代謝を助けます。
            ご飯にも糖質が含まれていますが、この糖質をエネルギーに変える時にビタミンB1が働きます。
            また、疲労物質である乳酸などを処理する時にも働いたり、脳や神経の働きを助けるので、運動をする人や肉体労働が多い方、受験生、夏バテしやすい方等は進んで摂っていただきたいですね。
            
            ビタミンB1は日本人には不足しがちな栄養素で、不足すると疲れやすくなったり、肥満の原因にもなります。
            慢性的に不足すると脚気(かっけ)やウェルニッケ脳症等の病気になります。
            水溶性ビタミンなので尿や汗から排出されるため過剰症はあまりみられませんが、摂り過ぎると頭痛やけいれん、不眠などの症状が出るようです。
            普通に食事している人は大丈夫ですが、お酒だけで食べない人や、インスタントラーメンだけ食べて偏食している人は気をつけてくださいね。
            ビタミンB1はニンニクやネギ等に含まれるアリシンという成分と一緒に摂取すると効果的ですので、
            ぜひ調理の際に加えてみてくださいね。
            
            
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            麦茶の豚しゃぶ@ごまねぎだれ